パワハラ防止研修を実施するための研修担当者を選定

Column – 8
パワハラ防止研修お役立ちマニュアル
~パワハラ防止研修を実施するための研修担当者を選定~

Column – 6

パワーハラスメント(パワハラ)、パワハラ加害者(行為者)という言葉を聞かない日はありません。パワーハラスメント(パワハラ)という言葉は2001年に日本で作られた造語ですが、「パワーハラスメント(パワハラ)とは何か」正しい理解をしている人は世の中にどれくらいいるのでしょうか。前回は、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施 「やることリスト」について一緒に学びました。今回は、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施 「やることリスト」の中の「担当者の選定」について見ていきましょう。

【目次】

  1. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」のおさらい
  2. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者とは
  3. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者は専任?
  4. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者はどんな人が向いているのか?
  5. まとめ

 1. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」のおさらい


■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」

以前のコラムでもお伝えしましたが、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」をおさらいしてみましょう。


◆パワーハラスメント(パワハラ)防止研修実施「やることリスト」


  1. 担当者の選定
  2. 研修対象階層の決定
  3. 研修内容の決定
  4. 研修の実施方法の決定
  5. 実施時期の決定
  6. 会場の選定と予約(対面式の場合)
  7. 受講者選定
  8. 受講者への通知
  9. 講師派遣型か社内講師か決定
  10. 講師派遣元業者を選定(社内講師の場合は講師を選定)
  11. 外部委託先と契約
  12. 外部委託先と研修内容の打ち合わせ
  13. 研修資料の受け渡し
  14. 受講者へのリマインド
  15. 当日の準備

 2. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者とは


■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者とは

パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者とは、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」の全ての工程を担当する人のことを指します。全てを担当するということは、ズバリ


「とても忙しい!」


ということがお分かりになると思います。



 3. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者は専任?


■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者は専任?

パワーハラスメント(パワハラ)防止研修を実施するための担当者は、その任務を専門にするか、それとも兼任になるかは、組織により異なります。


パワーハラスメント(パワハラ)防止研修だけではなく、その他の階層研修や業務研修など年間を通じて多くの研修を実施している企業は、当然のことながら研修担当チームが独立して活動していますので、「やることリスト」に書かれていることを専門に対応することができます。


一方、総務部、人事部、コンプライアンス部、等人事労務管理担当者がパワーハラスメント(パワハラ)防止研修を実施するための業務を他の業務と兼任している企業の方が多いのが現状です。


 4. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者はどんな人が向いているのか?


■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の担当者はどんな人が向いているのか?

パワーハラスメント(パワハラ)防止研修を実施するための担当者は「非常に忙しい」ということはお伝えしましたが、どんな人が向いているのでしょうか。


  • マルチタスクが得意な人
  • 想像力が働く人
  • コミュニケーション力が高い人
  • 多くの情報から必要な情報を取捨選択ができる人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 新しいことにチャレンジすることが好きな人
  • 計画的に物事を進められる人
  • 調整能力が高い人
  • 体力がある人
  • システムに抵抗がない人

パワーハラスメント(パワハラ)防止研修を実施するためには、多くのことを同時進行させ、外部内部の多くの人々とコミュニケーションをとりながら、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」の各項目を対応していきます。時には、思いもよらぬアクシデントに見舞われたり、計画の変更を余儀なくされるなど、想像以上のストレスにさらされることも少なくありません。


また、最近は、ハイブリッド式の研修など、今までにない方法で研修を実施する企業も増えているため、ある程度システムに関する知識も要求されてきます。研修の繁忙期になると、肉体的にも精神的にも追い込まれる担当者も多いため、気力体力とも充実している人が担当者としては適しています。


 5. まとめ

パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施に携わった方はご存知かと思いますが、研修の実施は想像している以上に気力体力ともに負担が多くなります。特に、他の業務と兼任している担当者の方は、ご自身の業務が逼迫することもありますので、計画~実施までは余裕をもって取り組むことをお勧めいたします。



 最後に

パワーハラスメント(パワハラ)対策でお困りの企業様は、一般社団法人パワーハラスメント防止協会までご連絡ください。パワーハラスメント(パワハラ)加害者(行為者)更生支援研修、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修をはじめ、パワーハラスメント(パワハラ)を防止するための各種サービスをご提供しております。日本全国の皆さまからのご連絡をお待ちしております。


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