パワハラのパワーは本当の力ではない

パワハラ防止隊が贈る心に残ることば
~パワハラのパワーは本当の力ではない~

自分の持てるすべてを注ぎ込めば、
与えたもの以上の見返りがあるものだ。

-アントワーヌ・ド・サン=デグジュペリ(作家/フランス)

~打ち込んでみてわかること~

Column – 6

今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」を紹介します!



自分にはどのくらいの力があるのか  

パワハラ加害者(行為者)は、「自分の持てるものはどんなものか」、「どのくらいの力があるのか」、正しく理解していないことが多いと感じています。


「それくらい、分かっているよ!」と声を大にして叫ぶ人もいると思いますが、「分かっている=正しく理解している」こととは違いますよね。



自分の力を見誤ると?!  

なぜ、「自分にはどれくらいの力があるのか」正しく理解することが必要かというと、パワハラ加害者(行為者)が自分で持てる全てを注ぐと、その力が強すぎて外にあふれ出してしまう時があるんです。


時と場合によっては、このあふれ出した力が周囲の人たちに望ましくない影響を与えてしまうことがあります。これが、今の時代でいう、「パワーハラスメント(パワハラ)」にもなりえます。



自分の力を正しく理解することの大切さ  

パワハラ加害者(行為者)の人が、自分の力を正しく評価することができれば、周囲の状況により力の出し加減を調整することができます。それによって、パワハラ加害者(行為者)になるリスクも減らすことができますよね。


やみくもに、周囲の状況も考えずに、自分の持てる全てを注ぎ込んでしまえば、“パワハラ加害者(行為者)”という痛い見返りがあるかもしれません!



今日の最後のことば  

自分の持てるすべてを注ぐという志は大切ですが、周囲の人への心遣いやバランスを考えることで、パワーハラスメント(パワハラ)加害者(行為者)になることなく、与えたもの以上の“うれしい”見返りがあるかもしれませんね。


今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」をお伝えしました。

出典:「心に火をつける言葉」遠越段著 総合法令市出版

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