Column – 14
パワハラ防止研修お役立ちマニュアル
~パワハラ防止研修「会場の選定と予約」~
パワーハラスメント(パワハラ)、パワハラ加害者(行為者)という言葉を聞かない日はありません。パワーハラスメント(パワハラ)という言葉は2001年に日本で作られた造語ですが、「パワーハラスメント(パワハラ)とは何か」正しい理解をしている人は世の中にどれくらいいるのでしょうか。さて、前回は、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施 「やることリスト」-「実施時期と頻度」について一緒に学びました。今回は、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施 「やることリスト」-「会場の選定と予約」について見ていきましょう。
【目次】
- パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」のおさらい
- パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」とは
- パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「オンライン研修の会場選定と予約」とは
- パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」の留意点
- まとめ
1. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」のおさらい
■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」
以前のコラムでもお伝えしましたが、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施「やることリスト」をおさらいしてみましょう。
◆パワーハラスメント(パワハラ)防止研修実施「やることリスト」
- 担当者の選定
- 研修対象階層の決定
- 研修の内容決定
- 研修の実施方法の決定
- 実施時期の決定
- 会場の選定と予約
- 受講者選定
- 受講者への通知
- 講師派遣型か社内講師か決定
- 講師派遣元業者を選定(社内講師の場合は講師を選定)
- 外部委託先と契約
- 外部委託先と研修内容の打ち合わせ
- 研修資料の受け渡し
- 受講者へのリマインド
- 当日の準備
2. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」とは
■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」とは
パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の実施時期が決まったら、対面式の場合は、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の会場の選定と予約をします。
この、「パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の会場の選定と予約」は、このように書いてみると “当然すること” と思われるかもしれませんが、“当然” だからこそ、忘れたり、Wブッキングになることもあります。したがって、
「研修を実施する会場の選定と予約は、実施日程が確定したら最優先に対応すること」
を心掛けてください。対面式のパワーハラスメント(パワハラ)防止研修では、会場の選定と予約が非常に重要だということが分かりましたが、はたしてオンライン研修での会場選定と予約は不要なのでしょうか。
3. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「オンライン研修の会場選定と予約」とは
■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「オンライン研修の会場選定と予約」とは
先にお伝えしたように、対面式のパワーハラスメント(パワハラ)防止研修では、会場の選定と予約は非常に重要だとお伝えしましたが、オンラインで実施するパワーハラスメント(パワハラ)防止研修での会場の選定と予約は必要なのでしょうか。答えは、
「会場の選定と予約をすることもあれば、しないこともある」
ということです。では、どのような時に会場の選定と予約をする必要があるのでしょうか。
それは、講師が研修を配信する場所の確保を要望する場合は、会場の選定と予約が必要になります。たとえば、外部講師にパワーハラスメント(パワハラ)防止研修を委託する場合は、外部から配信することもありますが、ケースによっては委託元で配信を希望する講師もいます。
また、内部講師の場合も、社内の会議室等から配信すケースが多いため、それぞれの講師の希望を聞く必要があります。
4. パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」の留意点
■ パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」の留意点
パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」の留意点は以下の通りです。
- 講義形式(アイランド/スクール)に適したスペースが確保できるか
- 参加人数に適したスペースが確保できるか
- 音響、投影設備などに不具合がないか
- 防音環境は整っているか
- 同日に同じ場所を予約している人はいないか
- 安定したインターネット環境が整備されているか(オンラインの場合)
パワーハラスメント(パワハラ)防止研修を何回も実施されている法人様は、留意点について事前に把握していると思いますが、慣れていない法人様は研修当日に会場の問題や課題が発覚することが多くあります。
また、オンラインでパワーハラスメント(パワハラ)防止研修を実施する場合は、ネット環境など事前に確認し、本番と同じような状態でリハーサルをすることをお勧めします。
5. まとめ
パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の「会場の選定と予約」について詳しくみてきましたが、私たちが意識している以上に重要なことであることが理解できたと思います。
対面式の研修の場合は、会場が確保されていなければ何も始まりませんので、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修の日程が決まると同時に、会場の選定と予約を最優先に対応されることをお勧めします。
最後に
パワーハラスメント(パワハラ)対策でお困りの企業様は、一般社団法人パワーハラスメント防止協会までご連絡ください。パワーハラスメント(パワハラ)加害者(行為者)更生支援研修、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修をはじめ、パワーハラスメント(パワハラ)を防止するための各種サービスをご提供しております。日本全国の皆さまからのご連絡をお待ちしております。
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