パワハラ防止隊が贈る心に残ることば
~パワハラ加害者(行為者)から抜け出す魔法~
あなたができること、
できると夢見たことがあるならば、
それを今すぐ始めなさい。
向こう見ずは
天才であり、力であり、魔法なのだ。
さあ、今すぐ、始めなさい。
ゲーテ(劇作家/ドイツ)
~すぐ始めよう~
今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」を紹介します!
パワハラ加害者(行為者)のイメージ
みなさんは、パワハラ加害者(行為者)に対するイメージがありますか?
パワハラ加害者(行為者)のイメージといえば・・「怖い」「自分勝手」「怒りっぽい」「話を聴かない」「一方的に話す」・・等々、イメージは決して良いものではありません。
では、なぜ、パワハラ加害者(行為者)のイメージは悪いのでしょうか?
それは、パワハラ加害者(行為者)自身が自分のイメージを分かっていないからです。
パワハラ加害者(行為者)の生き方
先にお伝えした、「パワハラ加害者(行為者)のイメージ」にもありますが、「自分勝手」だと思われていることも多いのではないでしょうか。
たしかに、パワハラ加害者(行為者)は「自分はこう思う」という思いが強いのですが・・その思いをもう少しかみ砕いてみると、みなさんが抱くパワハラ加害者(行為者)のイメージが少し変わるかもしれません。
パワハラ加害者(行為者)の「自分はこう思う」ですが、「自分はこう思う」の前に、「○○のために自分はこう思う」「△△さんのために自分はこうしたほうが良い」など、自分以外の人のために自分の意見を抱くことがあるのです。
もし、パワハラ加害者(行為者)の人の思いの背景には、自分以外の人の存在があると分かれば、パワハラ加害者(行為者)が決して自分勝手な人というイメージだけではないということも分かると思います。
パワハラ加害者(行為者)から抜け出す魔法
パワハラ加害者(行為者)は、周囲の人の要求や希望、次に何が起こるか、というようなことを察する能力に長けています。ですので、仕事においては高い評価を得るのですが、この能力を自分以外の人にも求めた時にパワーハラスメント(パワハラ)が起きやすくなります。
では、パワハラ加害者(行為者)から抜け出す方法はあるのでしょうか・・・?その答えは・・・
YES!です。
パワハラ加害者(行為者)から抜け出す魔法とは、「誰かのために・・という思いを、自分の思い」に変えることです。誰かのために生きることは美しいことですが、「ありのままの自分を信じ、自分はどうしたいのか」ということを考えながら生きるのです。
今日の最後のことば
パワハラ加害者(行為者)は大胆なようで繊細で慎重です。できないことを無くすために一生懸命に対策を立て先回りして完璧な結果を出そうとしていることも多いです。それは、もちろん自分以外の人のためにです。
パワハラ加害者(行為者)となった人がパワハラ加害者(行為者)から抜け出すために、自分ができること、できると夢見たことがあるならば、それを今すぐ始めて下さい。誰かの要求を満たすのではなく、自分のありのままの姿で自分らしい生き方ができた時には、パワハラ加害者(行為者)から卒業するための魔法が働きますよ。
今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」をお伝えしました。
出典:「心に火をつける言葉」遠越段著 総合法令市出版