パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修 ~責任感が強い管理職による取引先へのパワハラ行為~
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パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修 導入事例3
パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修
~責任感が強い管理職による取引先へのパワハラ行為~
【事案の背景/組織からの要望】
パワハラ加害者/パワハラ行為者が取引先に対して暴言を吐いた目的は、部下を守るためであった。取引先より取引先社員を精神的に追い詰めたことは明らかなるパワハラ行為になるとして対策を求められた。パワハラ加害者/パワハラ行為者が所属する組織からも取引先の被害者、関係者へのヒアリングを実施。パワハラ加害者/パワハラ行為者の部下、関係者へもヒアリングを実施した結果、パワハラに該当する行為が認められたため、パワハラ加害者/パワハラ行為者を配置転換した。再発防止のためパワハラ加害者/パワハラ行為者更生支援研修を受講させたいが、パワハラ加害者/パワハラ行為者だけの問題ではなく他の管理職にも起こりうることから、部内の管理職を含めた研修として実施を希望。
- 【対象者】部内の管理職
- 【パワハラ行為】取引先への暴言
- 【処分】担当者の配置転換
- 【受講回数】1回
- 【受講期間】1日
- 【フォローアップ】パワハラ加害者(行為者)のみフォローアップ面談を1回実施
【担当講師からのコメント】
責任感が強く常にビジネスの最前線で活躍してきたが、この責任感の強さがパワハラ行為の原因となったと思われる。取引先から部下が厳しくミスを追求されているのをほっておくことができず、感情的な解決策を選んでしまったことがパワハラ行為につながったが、同じ場面に遭遇しても感情的にならずに解決できる人もいることを理解し、感情的になるのは自分に原因があるということを集合研修と個別フォローアップ面談において認識を深めることができた。本人は「怒っている」感覚がなく怒りの感情を他者へぶつけることが日常的にあるため、怒りの原因となるトリガーを見つけ、その対策を受講者と共に見つけることができたことは改善への大きな一歩となった。これからは、感情のコントロールをしながら、持ち前の責任感でリーダーシップを発揮できることを期待している。
【受講者からのコメント】
私は自分が怒りっぽい性格だとは思っていませんでした。恥ずかしいのですが、何かの役に立っているのではないかと自負しているところがあったのですが、これは大きな勘違いでした。子供のころからリーダー的な存在だったので、社会人になってからも当然のように今までのやり方を続けてきてしまいました。でも、私のリーダーシップは今の時代には合わない時代遅れのリーダーシップだったことを今回の件で気が付くことができました。怒りの原因も分かりましたので、これからは感情に自分を支配されることなく、仕事に励んでいきたいと思います。
※個人の感想も含まれています。当協会のサービスを受けることで特定の効果が生じることを保証するものではありません。
更生カウンセリング研修プログラム
- ✧ パワハラとは何か
- ✧ パワハラの法的責任
- ✧ パワハラとコンプライアンス
- ✧ パワハラの現行法の規制
- ✧ パワハラが起こる要因
- ✧ パワハラを起こしやすい人の特徴
- ✧ パワハラ防止のためのコミュニケーション
- ✧ 怒りのコントロール
- ✧ 自分の振り返り
- ✧ パワハラにならない指導方法 等
フォローアップ面談
- ✧ 事案の振り返り
- ✧ 今後の目標設定
- ✧ 日常業務で取り組むこと
- ✧キャリアと自己の振り返り