Column – 1
パワハラ加害者(行為者)対応の豆知識
~パワハラ加害者(行為者)のパワハラとは何か~
パワーハラスメント(パワハラ)、パワハラ加害者(行為者)という言葉を聞かない日はありません。パワーハラスメント(パワハラ)という言葉は2001年に日本で作られた造語ですが、「パワーハラスメント(パワハラ)とは何か」正しい理解をしている人は世の中にどれくらいいるのでしょうか。先ずは、パワーハラスメント(パワハラ)という言葉からアプローチしてみましょう。
【目次】
1. パワーハラスメント(パワハラ)の言葉の意味
■ パワーハラスメント(パワハラ)の意味
- パワーハラスメント(パワハラ): 「職場で上司がその地位や権威を利用して部下に行ういじめ嫌がらせ。パワハラ」
- パワー: 「力。権力。軍事力。活力」
- ハラスメント: 「人を悩ますこと。地位や立場を利用した嫌がらせ」
出典:広辞苑
■ いじめ嫌がらせの意味
- いじめ: 「いじめること。弱い立場の人に言葉・暴力・無視・仲間外れなどにより精神的・身体的苦痛を加えること。1980年代以降、学校で問題化。」
- いじめる: 「弱いものを苦しめる。自らをいためつけるようにする。」
- 嫌がらせ: 「相手のいやがることを、わざわざ言ったりしたりすること。」
出典:広辞苑
2. パワーハラスメント(パワハラ)を言葉の意味から理解する
■ パワーハラスメント(パワハラ)とは何か
言葉の意味からパワーハラスメント(パワハラ)をまとめると、
パワーハラスメント(パワハラ)とは、「職場で、上司がその地位や権威、また権力や立場を利用して弱い立場の部下にわざわざ相手のいやがることを言葉・暴力・無視・仲間外れなどにより精神的・身体的苦痛を加え、部下を悩まし苦しめること。そして、上司自らをいためつけるようにすること。」
として理解することができます。
3. パワーハラスメント(パワハラ)の言葉の意味から注目するポイント
■ ポイント1 いじめる: 「自らをいためつけるようにする。」
パワーハラスメント(パワハラ)とは、「自分以外の相手を傷つける」行為と理解できますが、“いじめる”の意味に含まれている「自らをいためつけるようにする」という意味に着目することが、パワーハラスメント(パワハラ)を深く理解するために重要なポイントになります。
■ ポイント2 いじめ: 「1980年代以降、学校で問題化。」
パワーハラスメント(パワハラ)とは、「職場で行われる、いじめ嫌がらせ」ですが、「いじめとは、学校で起きていること」として広辞苑にその意味が書かれています。つまり、日本では、子供の時だけではなく、大人になってからもいじめが行われているという、社会的背景に着目することが、パワーハラスメント(パワハラ)を深く理解するために重要なポイントになります。
4. まとめ
「パワーハラスメント(パワハラ)とは何か」について、言葉の意味からアプローチしました。私たちは、「パワハラ」という言葉を日常的に使用していますが、パワーハラスメント(パワハラ)の言葉の意味を含め「パワーハラスメント(パワハラ)とは何か」について学びを深めていくことが大切ですね。
最後に
パワーハラスメント(パワハラ)対策でお困りの企業様は、一般社団法人パワーハラスメント防止協会までご連絡ください。パワーハラスメント(パワハラ)加害者(行為者)更生支援研修、パワーハラスメント(パワハラ)防止研修をはじめ、パワーハラスメント(パワハラ)を防止するための各種サービスをご提供しております。日本全国の皆さまからのご連絡をお待ちしております。
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