コーチングでパワハラ行為を自ら防止できる管理職にする

　1.　問題を自ら解決できない理由

■ 問題を自ら解決できない理由

私達は社会人になると、「自分が弱い人間だと思われたくない」、「できない人間だと思われたくない」などという他人の目を気にした生き方をするようになります。それは、厳しい社会を生き残るための手段ではあるものの、自分を主体とした生き方ができなくなることの弊害は私たちが考えている以上に大きくなります。

自分の悩みや困りごとを自分の内側に隠す習性があると、問題や悩みから目を背けるようになり、自らの成長を阻害するような生き方を選択するようになります。あるいは、自分の悩みや問題の原因を自分以外の人や物事の中に見出そうとし、他者を攻撃したり、批判するようになり、果てにはパワハラに該当するような言動に発展させることもあります。

自らの悩みや問題を自らの力で解決できるようになり、自他ともに傷つけるようなパワハラ行為をしない人財に成長させる方法はいろいろとありますが、手段の1つとして考えられるのがコーチングです。

　2.　コーチング・セッション

■ コーチング・セッション

コーチング とは、クライアント（コーチを受ける人）が望んでいる目標を自ら達成することができるように、クライアントの持っている個人的な特性や強みを活かして、クライアントがその能力と可能性を最大限に発揮することを目的として、自ら考えさせ行動を促すために、クライアントの取るべき手段や考えを引き出すためのコミュニケーションサポートです。　　

コーチングは、自らが成長しようとする力を手助けして引き出すためのスキルであり、双方向的な質問型のコミュニケーションが基本となります。相手に質問する事によって 相手に考えさせ、自発的な行動を引き出すという方法です。　

　3.　コーチング・セッションを勧める理由

■ コーチング・セッションを勧める理由

部下のマネジメントについて「あたまで分かっていても、実際に行動できていない」と悩む管理職やリーダーたち。情報社会で生きる現代の人々は、溢れんばかりの情報の中から自分に本当に必要な情報は何かを見極め、その情報は何のために必要で、その情報を使い自分はどこに向かい、そして何を達成したいのか、というプロセスを自分一人で考えることには限界があります。コーチングセッションでは、クライアントが持つ「知識」を「行動」に結びつけることができるようコーチが支援します。　　

コーチングセッションでは、コーチがクライアントに指示することはありません。クライアントの中にある思いや課題、悩みを解決するための目標をコーチが支援しながら明確にします。目標を達成するために、クライアントの中にある知識やスキル、考え方をコーチが対話を通じ引き出します。クライアントは、コーチングセッションで身につけた目標達成へのプロセスを日常業務の中で応用することで、自分で考え自分で決断し自分で行動するセルフコーチングのスキルを身につけることができます。　　

ある程度の経験を積んだ部下に対する指導は、部下自ら考え行動し結果につなげるコーチングの導入が広がっています。評価面談から定期的な「1on1」へとシフトする企業が増える中、クライアント自身が体験したコーチングを部下との「1on1」に活用することで上司と部下との関係が劇的に変わります。　　

• リーダーシップを発揮できるようになります
• 自分に自信が持てるようになります
• コミュニケーション力が確実にアップします
• セルフコーチングができるようになります
• 目標が明確になり、積極的に行動できるようになります
• 自分の強みをさらに伸ばすことができます
• 確実に迅速に目標を達成できるようになります
• 様々な角度から物事を考察し柔軟性のある見方ができるようになります

一般社団法人パワーハラスメント防止協会の、コーチング・セッションにご興味のある法人様は、是非ご相談ください。

先ずは、お気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。担当者よりメールにてご連絡させて頂きます。