パワハラ防止隊が贈る心に残ることば
~想像力がパワハラ加害(行為)を防止する~
手掛けている仕事に、全力で集中せよ。
太陽の光でさえ、
一点に集中しなければ発火しない。
-アレクサンダー・グラハム・ベル(発明家/イギリス)
~集中~
今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」を紹介します!
仕事ができる人は先が見通せる?!
パワハラ加害者(行為者)は、仕事ができる人が多いのはよく知られていることですよね。仕事ができるという概念の枠は広いですが、その中に「先を見通す力がある」というのも含まれています。これは、ビジネスにおいてリスク管理の面からも大切なことですよね。
先を見通す力がある、ってことは、「想像力が豊か」な人なんですね。
想像力が豊かであることのメリット
パワハラ加害者(行為者)の多くは、想像力が豊かなので、未来に起こりうる出来事や物事を完璧に進めるために準備するべきことを一瞬にして頭に思い浮かべることができるので、結果として高く評価される仕事に結びつきます。
この想像力は、目の前で起きていないことを、色々な事と結びつけながら、あれやこれやと考えるため、何か1つに集中するというよりは、様々なことに目を向けられる能力も鍛えることができますよね。
想像力が豊かであることのデメリット
パワハラ加害者(行為者)の人は、想像力があるだけではなく、頭の回転も速いので、一度に複数のことを考え実行することもできます。一方、「今ここのこと」だけに集中するのが苦手な人も多いと思います。
今、目の前に起きていない、起こるかも分からないことに目を向けることは良い面がある一方、起きてもいないリスクに対して恐怖や不安を覚え、パワーハラスメント(パワハラ)の原因ともなるイライラした怒りの感情を生むということもあります。
今ここに集中しましょう!
未来のことを予測して仕事をすることも大切ですが、行き過ぎた想像は、パワーハラスメント(パワハラ)の原因ともなる怒りの感情を生む原因にもなります。パワーハラスメント(パワハラ)の言動をしやすい人は、「今ここに」集中する力を今以上に意識してみると、元々もっている「先を見通す力」とブレンドされ、更に物事が上手く進むようになると思います。
今日の最後のことば
先を見通す力は、誰しもが持っている能力ではないので、上手く活用できれば良い結果に結びつけることができますよね。どのような言動が相手を傷つけるのか想像しながら仕事をすることで、パワーハラスメント(パワハラ)を私たちが住む美しい日本から撲滅することもできますよ。
今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」をお伝えしました。
出典:「心に火をつける言葉」遠越段著 総合法令市出版