思考と行動の一致がパワハラ加害(行為)を防止する

パワハラ防止隊が贈る心に残ることば
~思考と行動の一致がパワハラ加害(行為)を防止する~

行動するものであるかのごとく考え、
思慮深い者であるかのごとく行動せよ。

-アンリ・ベルクソン(哲学者/フランス)

~考えることと行動することを切り離さない~

Column – 8

今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」を紹介します!



思考と行動の不一致  

パワハラ加害者(行為者)の多くは、誰かを傷つけよう、傷つけたいとは思っていません。けれども、結果としてパワハラ加害者(行為者)の言動が誰かを傷つけていることは事実です。


なんでこんなことが起きてしまうのでしょう・・・


それは、パワハラ加害者(行為者)の思考と行動の不一致が原因の1つだと思います。




パワーハラスメント(パワハラ)の背景にある思考  

パワハラ加害者(行為者)が起こしたパワハラの背景にある思考の1つに、「相手の成長を促したい」というのがあります。これだけ聞くと、思いやりのある良い上司や先輩ですよね。


ただし、パワハラ加害者(行為者)の思いやりが上手く表現できないと、例えば「なにやってんだー!」「この前も同じこと言っただろー!」と大きな声で怒ってしまうことになるのです。



思考と行動を一致させるには  

パワハラ加害者(行為者)の人が、相手を思いやる思考がある場合は、相手の立場になって考えることが大切です。パワハラ加害者(行為者)は仕事ができる人が多いので、ついつい自分の目線で相手を見てしまうことが多いです。


パワハラ加害者(行為者)が自分の能力を正しく知ることも、思考と行動を一致させるためには必要なことかもしれません。



今日の最後のことば  

パワハラ加害者(行為者)の根底にある思考は、優しさや思いやりのことが非常に多いです。この優しさや思いやりを上手く表現できるようになれば、思考と行動が一致して、マネージメントとしても高く評価されるだけではなく、パワーハラスメント(パワハラ)を起こすこともなくなりますよね。


部下との関係が上手くいっていない人は、ぜひ自分の思考と行動が一致しているか、今一度振り返ってくださいね。そうすれば、無意識の内に相手を傷つけるパワーハラスメント(パワハラ)を気にすることなく、良好な人間関係が構築されますよ!


今日は、パワハラ防止隊のパワから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」をお伝えしました。

出典:「心に火をつける言葉」遠越段著 総合法令市出版

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