パワハラ防止隊が贈る心に残ることば
~パワハラ加害者(行為者)は不可能を可能にする~
人生における大きな喜びは、
「できるわけがない」と
人に言われたことを
やってのけることである。
-ウォルター・バジョット(評論家/イギリス)
~人の否定語は人生のカラフル剤である~
今日は、パワハラ防止隊のパラから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」を紹介します!
パワハラ加害者(行為者)という言葉
パワーハラスメント(パワハラ)に該当する行為で人を傷つけた人を「パワハラ加害者(行為者)」と人は呼びます。今の世の中「パワーハラスメント(パワハラ)」という言葉を知らない人はいません。だから、パワハラ加害者(行為者)となれば、どんな人か誰しもが想像できますよね。
パワハラ加害者(行為者)になった人は、「まさか自分がパワハラ加害者(行為者)になるとは」と苦しい胸の内を打ち明けると同時に、「パワハラ」という言葉が人生にどのような影響を及ぼすか不安な日々を送ります。
パワハラ加害者(行為者)は更生できるのか
「あの、課長パワハラ加害者(行為者)に認定されたらしいよ。やると思ってたよ・・」、など自分がパワハラ加害者(行為者)になった途端、周囲の人が自分のことをジロジロ見ながらコソコソと噂話をしている光景に出くわすこともあると思います。
パワハラ加害者(行為者)は仕事では高い評価を得ている人も多いので本人としては、「なんで、こんなことになるんだろう・・私は会社のために寝る暇も惜しんでがんばってきたのに・・」と意気消沈することもあるのではないでしょうか。パワハラ加害者(行為者)本人は、もうどうしていいか分からなくなり路頭に迷う人も出てきます。
そして、周囲の人は、「あの人が更生なんてできるわけない!」ということを確信します。それは、パワーハラスメント(パワハラ)という言葉が今までの業績や評価を打ち消す力を持っているからです。
更生するかしないかはパワハラ加害者(行為者)が決めること
パワーハラスメント(パワハラ)という行為で人を傷つけることは許されることではありません。事案によっては取り返しがつかないような深刻な状況に陥ることもあります。
パワハラ加害者(行為者)が意図してか意図せずしてかではなく、結果としてパワハラ行為をしたことに対しては、パワハラ加害者(行為者)本人が深く反省し、二度と同じことをしないと自らが誓い、自分を変えるための行動を起こすことが大切です。
周囲の人たちから「あの人は更生なんてできるわけがない。何度も同じことを繰り返してきたんだから、これからも同じだよね。」と言われたとしても、パワハラ加害者(行為者)が「更生するんだ」と力強く宣言をし、自らを奮い立たせることがあるのならば、必ず更生することはできるのです。
今日の最後のことば
パワハラ加害者(行為者)になるということは、当然周囲の人たちから厳しい評価を得ます。これは自らの言動が原因となることから、他人を責めることはできません。ただし、パワハラ加害者(行為者)自らが自分の行いを反省し、自分の言動を改める決断をするならば、いくら他人に否定されようとも更生することに成功します。
運命は自らの手で作り上げることができます。パワハラ加害者(行為者)になり、人から否定される言葉を浴びせられたとしても、否定語をバネに「二度と人を傷つけることのない人」に生まれ変われることができると信じてくださいね。
今日は、パワハラ防止隊のパラから「パワハラ防止 vs 心に響く言葉」をお伝えしました。
出典:「心に火をつける言葉」遠越段著 総合法令市出版