パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修 ~部下との関係が良好な上司による酒席での部下へのパワハラ行為~
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パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修 導入事例5
パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修
~部下との関係が良好な上司による酒席での部下へのパワハラ行為~
【事案の背景/組織からの要望】
パワハラ加害者/パワハラ行為者から酒席での暴言や暴力があると複数の部下から相談が寄せられた。日常の業務では、部下への指導も適切であり、相談をしてきた部下との人間関係も含め良好である。パワハラ加害者/パワハラ行為者本人にヒアリングをしたが酒席での出来事は覚えていないとのこと。パワハラの知識だけではなく、アルコールハラスメントについても学ぶことができる研修を希望。
- 【対象者】管理職
- 【パワハラ行為】酒席での暴言、暴力
- 【処分】始末書
- 【受講回数】2回
- 【受講期間】1ヶ月
- 【フォローアップ】なし
【担当講師からのコメント】
普段は仕事で高い評価を得ている部下からも慕われている管理職だけに酒席での言動にショックを受けている部下が多いことから、アルコールと体の関係について理解を深めることに重点を置いた。アルコールが脳に与える影響を理解し、受講者がアルコールとどのように付き合うことが望ましいか自ら決めることが有効であるため、今後の行動計画も含め能動的に取り組んでもらった。普段は非常に落ち着いていてアルコールによる豹変する姿も想像することが難しいくらいだが、それがアルコールの怖さでもあることについて受講者も理解を深めることができた。しばらくは、部下との酒席は控えるということを本人が決めたが、部下からも飲み会への復帰を望まれる声もあるということなので、行動計画に沿って対応し問題となる行為があった場合は、あらかじめ部下にスマホで録画するように伝えることが抑止力として働き再発防止につながるとの認識で一致した。今後は、職場だけではなく酒席においても部下から慕われる管理職になることを期待している。
【受講者からのコメント】
自分が酒席でどのような言動をしているか本当に覚えておらず、これはアルコールという猛毒により脳がマヒしていることが原因であることが分かりましたので、しばらくはアルコールは控えたいと思います。飲みだすと止まらなくなるのは中毒性があるアルコールの怖さでもあるので、部下たちに迷惑をかけたことを反省し、自省して償っていきたいと思います。
※個人の感想も含まれています。当協会のサービスを受けることで特定の効果が生じることを保証するものではありません。
更生カウンセリング研修1回目
- ✧ パワハラ事案の振り返り
- ✧ ストレスチェック
- ✧ アルコールと身体の関係
- ✧ 酔いの構造
- ✧ アルコールハラスメントとは
- ✧ 次回までのホームワーク説明
更生カウンセリング研修2回目
- ✧ ホームワークの振り返り
- ✧ パワハラとは
- ✧ テストを用いた自己分析
- ✧ 人生の棚卸し
- ✧ 感情のコントロール
- ✧ 今後の取組み